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お気に入りの1本

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…といいつつも5本も並べてしまっていますが。「1本に絞れ!」と言われても中々難しいもので、ここは一つ、各芯径1本ずつでどうでしょう、と。

 

いかがでしょうか。お気に入りの1本、皆さんは決められますか?サクッと決められる人、悩んで中々決められない人、様々だと思います。お気に入りの基準は人によって違って……。

…その話は長くなりそうなのでまた別の機会にするとして、本題に。今回は管理人のよく使う、お気に入りの筆記具の話です。それでは…。

 

写真の左から順に、0.3㎜ 0.4㎜ 0.5㎜ 0.7㎜ 0.9㎜。冒頭に述べたように管理人は1本に絞ることはできないタイプなので、各芯径一つずつに妥協しました。

それぞれ、

です。

トンボ鉛筆に若干偏ってはいるものの、国内メーカー2社(3本)、海外メーカー2社(2本)と良い感じにバラけてくれました(全部日本製だったりしますが)。…"全部ぺんてる"とかでもまた面白いんですけどね…。バラけてくれると色々な見方ができる訳です。


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金属グリップに樹脂軸、やや低重心…。この重心バランスが好みなんです。(…唯一フルメタルな925-95は例外で、太芯は勢いにまかせて書くことのほうが多い…ということでのチョイスです。普段は軽い筆記具ばかり使っているからか、たま〜にズッシリした重量級を使いたくなるんです。)

追記:PROMECHA1000もフルメタルでしたね^^;…但しこれは軽いので樹脂とそれほど差異は無いかと…(言い訳)。
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芯は0.3㎜はHi-uni芯のHBまたはBを、0.4㎜と0.5㎜はHI-POLYMER For Pro芯のHBを、0.7㎜と0.9㎜はナノダイヤ芯のHBを使っています。

HI-POLYMER For Pro芯…販売を終了して久しいですが、幸いなことに大量のストックがあるのでしばらく持ちそうです。むしろ常にストックが切れてるHi-uni芯の方が悩める問題だったり…。20本300円。やっぱり高いですよね〜。コストが嵩んで仕方無いので、代替製品を模索中です。


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"硬度表示は上にあればあるほど嬉しい"…という訳でも無いんですが、偶然にも硬度表示は5本とも軸の上部に。正直、実使用ではほとんど使わないのであっても無くても…またどこにあっても良いんですけどね。無いよりはあった方が良い。そういう感じです。

そうそう、鋭い人は気づいていたかも知れませんが、色々あってプロメカのキャップは0.7㎜の物に変えてあります。

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グリップは全て金属グリップ。ゴムグリップが悪いとは言い切りませんが、個人的には劣化とベタつきの観点からNG。やっぱり道具は長く使いたいですから…。また、そもそも細い軸が好きなので太くなりがちなラバーグリップは相性が悪いということもあるのかもしれません。…OHTOのプロメカもゴムグリップを外して使ってるくらいですし…。


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また、欲を言うとグリップと口金はなるべく一体化していて欲しい所です。

長時間の筆記時、ガタつきがあるのと無いのではストレスの度合いが大きく異なってくるので。…そういう意味では、MONOTECHとrotring500Nは優秀ですよね。安心感、安定感が違います。

今も入手可能で一体型グリップ…有名所ではSMASHやこのrotringの製図用シャープペン辺りでしょうか。製造にコストが掛かるからなのか種類自体が少なく、またこれから先もこうした構造の筆記具はあまり販売されなさそうなのが残念な限りです。

 
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見ていて綺麗なのは…ここはTombowのLGでしょうね。今では滅多に見かけない、ウチダのドローイングシャープ張りの螺旋状の彫り。握りやすくて使いやすい。そして500円。…イチオシです。そう、「ワンコインでこんなことができた時代があったんだぜ」…とばかりに自慢したくなるくらいに。…復活しないかな〜…。

 


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値段よし、見た目よし、書き味よし、と3点揃ってお気に入りのシャープペン。rotring500を除いて入手困難なのが悔やまれますが、運良く手元に渡ったわけですし、末永く、大切に使って行きたい所です。